いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ぱぱ、かっこいー

最近、娘が私に甘えてくれることが多くなった。

 

下記の記事を書いたあたりからだ。もしかしたら私の強い想いが、娘に通じたのかもしれない。

pto6.hatenablog.com

前にも増して一緒に遊びたがるし、私のことをたくさん呼んでくれるし、出し抜けに抱っこをせがんでくることも多くなった。

 

また寝るときも、ママと均等というほどではないものの、私にも甘えてくれるようになった。

 

手を繋ぎ、抱っこし、チューをする。ここ数日、布団の上でこの上ない幸せを味わわせてもらっている。

 

そして娘は、ママとパパと自分のことをしっかり認識できるようになった。

 

妻を指さし「まま」、私を指さし「ぱぱ」、自分を指さし「○○たん」と言うようになったのだ。

 

もっというと、イラストやテレビなどで、大人の男性を見ると「ぱぱ」、大人の女性を見ると「まま」と言うようにもなった。

 

これは見間違えているわけではなく、おそらく「ぱぱと同じ種族」、「ままと同じ種族」ということなのだろう。

 

昨日も、和室で娘とゴロゴロしながらじゃれているときに、リビングのテレビに男性が映ったのか「あ、ぱぱ」と娘が声をあげた。

 

振り返ると、テレビにはCMのクリスティアーノ・ロナウドが映っていた。

 

いや、恐れ多いわ、と思いながらも、娘は繰り返し「ぱぱ」「ぱぱ」と言う。

 

そして娘は、その鍛え上げられた肉体美を見せつけるロナウドのCMを見つめながらつぶやいた。

 

「ぱぱ、かっこいー」

 

意訳すると当然、下記のようになる。

 

「ぱぱ(と同じ種族のこの人)かっこいー」

 

しかし、そう頭ではわかっていても、この言葉の響きは父親としては堪らない。思わず、テンションが上がり、何度も何度も娘に言ってもらった。

 

「ぱぱ、かっこいー」

 

うん。なんて素敵な響きだ。

 

私も『シックスパッド』を購入して、ロナウドのようなカッコいい男性を目指そうかしら。

 

今度こそは、正真正銘本物のパパを見て「かっこいー」と言ってもらえるように頑張りたいと思う。