最近、娘が私に甘えてくれることが多くなった。
下記の記事を書いたあたりからだ。もしかしたら私の強い想いが、娘に通じたのかもしれない。
前にも増して一緒に遊びたがるし、私のことをたくさん呼んでくれるし、出し抜けに抱っこをせがんでくることも多くなった。
また寝るときも、ママと均等というほどではないものの、私にも甘えてくれるようになった。
手を繋ぎ、抱っこし、チューをする。ここ数日、布団の上でこの上ない幸せを味わわせてもらっている。
そして娘は、ママとパパと自分のことをしっかり認識できるようになった。
妻を指さし「まま」、私を指さし「ぱぱ」、自分を指さし「○○たん」と言うようになったのだ。
もっというと、イラストやテレビなどで、大人の男性を見ると「ぱぱ」、大人の女性を見ると「まま」と言うようにもなった。
これは見間違えているわけではなく、おそらく「ぱぱと同じ種族」、「ままと同じ種族」ということなのだろう。
昨日も、和室で娘とゴロゴロしながらじゃれているときに、リビングのテレビに男性が映ったのか「あ、ぱぱ」と娘が声をあげた。
振り返ると、テレビにはCMのクリスティアーノ・ロナウドが映っていた。
いや、恐れ多いわ、と思いながらも、娘は繰り返し「ぱぱ」「ぱぱ」と言う。
そして娘は、その鍛え上げられた肉体美を見せつけるロナウドのCMを見つめながらつぶやいた。
「ぱぱ、かっこいー」
意訳すると当然、下記のようになる。
「ぱぱ(と同じ種族のこの人)かっこいー」
しかし、そう頭ではわかっていても、この言葉の響きは父親としては堪らない。思わず、テンションが上がり、何度も何度も娘に言ってもらった。
「ぱぱ、かっこいー」
うん。なんて素敵な響きだ。
私も『シックスパッド』を購入して、ロナウドのようなカッコいい男性を目指そうかしら。
今度こそは、正真正銘本物のパパを見て「かっこいー」と言ってもらえるように頑張りたいと思う。