いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

へとへとの帰り道に思うこと

現在、家に帰っているところだ。4連休の初日は、神戸アンパンマンこどもミュージアムにて家族で過ごしてきた。

 

本日はあまり書く余力がないので、1日についての詳しい話はまた明日にでも書くとして、今日のところは、帰り道に交わした妻との会話についてだけ書き記しておきたいと思う。

 

アンパンマンミュージアムからの帰り道。神戸駅に向かう道中に妻がこんなことを言った。

 

「でも自己犠牲じゃないよね。私たちもちゃんと幸せを感じてるもの。」

 

駅への道すがらに点々と置かれているアンパンマンキャラクター達の銅像。それを見つけるたびに声を出し、嬉しそうにバイバイする娘を見つめ、私と妻は目を細めていた。

 

今日の娘は本当に幸せそうだよね。先ほどの言葉は、そんな話の流れから妻が口にしたものだった。

 

本当に、今日の娘は幸せそうだった。そして私と妻はそんな娘と一緒になって、へとへとになるまで歩き回った。

 

しかし、それは娘の幸せの為だけじゃない。

 

娘の幸せそうな姿を見ること、それがもはや私たち自身の幸せになっているのだ。

 

思えば、独身の時代にはこんな感情抱いたことなかったかもな。まぁ、当然といえば当然なんだけれども。

 

綺麗事でも、カッコつけでもなんでもなく、本心から、家族の幸せが自分の幸せになっている。

 

抱っこ紐の中の娘の笑い声が、手を繋ぐ妻との会話の一つ一つが、私の心に幸せの花を咲かせる。

 

今日はとても疲れた。でも、本当に行って良かったな。

 

連休はまだ、始まったばかりだ。