いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ときめきを求めて

先日書いていたマンション購入の件ついて、ことの顛末を書かねばなるまい。

pto6.hatenablog.com

結論から言うと、検討していたマンションを「購入しない」ことに決めた。

 

やはり駅からの距離(徒歩12分)がどうしても引っかかり、最後までそのもやもやが拭えなかったのである。

 

また、最近マンションを買った会社の同僚の話を聞いたり、ネットでいろいろと調べたりしているうちに、検討していたマンションを冷静に見つめ直すことができた。

 

ネットで見て一番こころに刺さったのは「その物件が新築ではなく中古であっても買いたいと思えるか」という判断基準だ。

 

今回私が検討していた物件で言えば答えはNOだった。

 

おそらく新築でなければ、今回の物件には興味すら持たなかったであろう。つまりは実際に中古で売りに出すときには、そのような目で見られる可能性が高いのではないかと思った。

 

また「住むことを想像した時にときめきを感じるか」というのも、感覚的な話にはなるが、決断を下す上では役に立つ判断基準だった。

 

“ときめき”がある物件ならば、どの時代でも一定数の買い手がつくものだろう。その物件ならではの、他にはない魅力さえあれば、必ずしも“駅近”という人気条件すらも満たす必要はないのだと思う。

 

今回の物件で言えば、みすみす逃すのは惜しい物件だとは思っていたし、悪くない暮らしは想像できたものの、“ときめき”があるかと問われると、答えはNOだった。完全に、心ではなく頭で選んだ物件だったのだ。

 

考えた末そのような結論に至った為、マンション営業マンから契約説明を受けるアポは、早い段階でお断りを入れた。

 

理由を伝えると理解を示して下さり、円満にやりとりを終わらせることができた。いい方だったので、別の機会があればまた連絡をしてみてもいいなとも思う。

 

そういうことで、私たちは“ときめく物件”に出会うため、またゼロからマンション探しをしていくことにした。

 

早速SUUMOの情報誌をもらってきて、気になる物件を5つくらいチェックし、とりあえずは資料請求をしているところである。

 

またそれらの資料が届いたら、自分たちのペースでマンション見学をしに行きたいなと思う。

 

条件どうこうではなくて、自分たちが心から気に入る物件に出会えるまで、マンション探しを続ける所存だ。