いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

結婚記念日デート

昨日は会社の休みをとり結婚記念日デートをしてきた。私たち夫婦は今年で4周年となる。

 

実はその前日が本当の記念日だったのだが、木曜日は自分が主催する会議があり休めないため、今年は一日遅れのデートとなった。ちなみに当日はケーキを買って帰り、ささやかなお祝いだけをした。

 

そして振り替えとなった昨日は、とても大満足な一日となった。

 

まず午前中は、チームラボが主催する「未来の遊園地」で遊ぶため、あべのハルカス美術館を訪れた。

 

最先端のデジタルアートが展示されており、体験型なので大人も子どもも楽しめる。妻が夏休み前から行きたいと言っていた場所だった。

 

大阪では今週末までの展示となっていたので、想像どおり平日にも関わらずお客さんが多かった。私たちは入場の列に並び、約1時間ほどで中に入った。

 

館内は前情報どおり素敵な展示ばかりで、妻も娘も楽しそうに遊び回っていた。会場全体が美しく、綺麗な写真もたくさん撮ることができた。

 

その後は昼食をとり、なんばパークスというショッピングモールへと移動した。

 

私たちは結婚記念日に毎年「ペアなもの」を買う、という営みを続けている。それを探し購入することが、ここに来た一番の目的だった。

 

妻といろいろ話ながら、いくつかの店を見て回った。結局は秋に向けてお揃いのトップスを購入することにした。紅葉を観に行くのが今から楽しみである。
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その後は、娘の誕生日プレゼントを決めにトイザらスを見て回り、予約時間が来たのでディナーのお店へと向かった。

 

子連れでも気兼ねなく本格フレンチを味わえる「Le Clos(ル・クロ)」という心斎橋にあるお店。妻が口コミから探してくれたお店だったのだが、ここが本当に最高だった。


狭い路地を入ったところにある隠れ家的なお店なのだが、古屋を改装したのだろう店内は、暖かく素敵な雰囲気を醸し出していた。

 

予約した部屋は完全個室で、子どもが遊べるほど余裕のあるつくりをしていた。そのため私たちは娘や他のお客さんたちに気を使うこともなく、完全にくつろいで食事をとることができた。

 

コースはスペシャルディナーを選んだ。オードヴルからメインまでの計7品をひとつひとつメニューから選択できる。せっかくなので、私と妻はそれぞれ別なものを選択した。

 

とにかくお持てなしがこれ以上ないほどに素晴らしかった。店員さんはどの方も爽やかで、すべての配慮が行き届き、子ども向けのサービスも完璧。はじめから終わりまで至れり尽くせりの感動を味わった。

 

もちろん料理はどれも美味しく、私たちは一口食べるたびに至福の吐息を漏らした。なんて幸せなんだ。その言葉を私と妻は昨夜何度口にしたかわからない。

 

そのような穏やかな幸福感に包まれながら、私と妻はこれまで歩んできた4年間への「ありがとう」と、歩み出した5年目への「よろしくね」を、おのおの自然な形で口にした。

 

来年の記念日もこのお店で食べようよ。あまりの満足感に早くもそんな話も飛び出した。来年もまたふたり仲良くこのお店を訪れ、この幸せを味わえたらこの上ない。

 

結婚記念日の過ごし方は夫婦それぞれだと思う。その前日に会社でも話をしていたのだが、本当に人によって様々な印象を受けた。

 

でもこうして記念日デートをしてみると、毎回やってよかったなと心から思う。夫婦生活にメリハリをつける上でも、節目をしっかりと意識する上でも。

 

特にだらしのない私のような人間にとっては、大事なことを改めて確認できる、よいきっかけとなるのだ。

 

歳を重ねる毎に環境は変わっていくのかもしれないが、今後も続けていけたらいいなと思う。

 

そして、毎年この日を楽しく過ごせるように、いつまでも夫婦仲良しでいたい。