いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ミニオン

娘はミニオンが大好きだ。ここのところ毎日のように映画を観ている。


娘はミニオンとはぬいぐるみとして出会った。小さくて、まだ言葉もしゃべれない頃から、いつのまにか一緒にいる存在。それが彼女にとってのミニオンだった。

 

その後、ミニオンという名前を覚え、“友達”として一緒に遊ぶようになった。(なにせ娘の身体くらい大きいぬいぐるみなのだ)

 

そんな中、ついに娘は自分の“友達”がテレビに出ていることを知る。最初の出会いから半年くらい経った今、ミニオンの映画を今更ながらに観せてみたのだ。

 

すると彼女は大興奮。「あ、ミニオン!」と、彼らが映る度に喜びの声をあげた。しかも1匹じゃなくて、うじゃうじゃといるのだ。色んな意味で驚いたことだろう。

 

私の“友達”はこんな声だったんだ。テレビに出るんだ。こんなにたくさん仲間がいたんだ。ぬいぐるみとして出会い、身近な存在として知っていたぶん、後になって作品を観るというのはなかなか衝撃的だったに違いない。

 

仲の良かった近所の友達が、実は人気のアイドルだった、という衝撃に近いだろう。(近いのか?)

 

なんにせよ、娘はここのところ毎日のようにミニオンの映画ばかりを観たがる。もともと2つのミニオン映画を録画していたので、それを交互に再生してあげている。

 

娘と一緒に映画を観ていると、やっぱり面白い作品だなぁと感心する。キャラクターたちが活き活きとしていて、ストーリーとしても深みがある。私としても、更にミニオンのことが好きになった。

 

ちなみに、映画に登場する末っ子のアグネスを見るたび、私は娘と重ねてしまう。顔つきも少し似ているのだが、なにより一生懸命な表情が瓜二つだ。

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娘にはこのままアグネスのように真っ直ぐ成長してほしいな。私もグルーのように優しいパパを目指したい。

 

そのためにも、まずは月を盗むとこからかな?