いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

モンスターズ・ユニバーシティ

昨日は娘と『モンスターズ・ユニバーシティ』を観た。

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はじめは娘が観たがったので(最近マイクのことを覚えた)テレビで流していたのだが、いつの間にか私の方が食い入るように観入ってしまった。

 

久しぶりに観たのだが、本当にいい映画だ。

 

周りからバカにされても決して諦めず、持ち前の明るさと弛まぬ努力で夢を追い続けるマイク。

 

そんな姿に徐々に感化され、自らの考えや行動を見直し、マイクを応援し一緒に歩みはじめるサリバン。

 

この二人の友情と成長がなにより観ていて気持ちいい。そしてそんな彼らを支える他の仲間達にもまたグッときてしまうのだ。

 

劣等生扱いを受ける風変わりなメンバが揃ったチーム『ウーズマ・カッパ』。一見すると“怖がらせ”というミッションからかけ離れている彼らなのだが、徐々にその個性を活かし、それぞれの輝きを放ってくる。

 

各自の強みを活かし、弱い部分は皆で補いながら、チームとして団結していく彼ら。どんな人にだって活躍の道はあるという希望と、チームで成し遂げることの醍醐味を改めて教えてもらえる。

 

物語の終盤、マイクは努力だけでは乗り越えられない“才能”の壁にぶち当たる。これも普遍的な人生のテーマだ。彼は一時的にショックを受けるのだが、これまた相棒サリバンと一緒に活路を見いだしていく。

 

最初に思い描いていた形ではなくても、決して諦めずに努力を続け、自分の長所を活かし仲間と力を合わせれば、夢を実現する方法はいくらでもある。そんな力強いメッセージをこの映画からは受け取ることができた。

 

私はこの映画が本当に好きだ。このストーリーのあとに『モンスターズ・インク』の話がくると思うと、なおさら感慨深く感じる。お手本のような続編映画の作り方ではないだろうか。

 

そんなわけで、昨日は娘そっちのけで最後まで映画を観てしまった。(娘はマイクがでるシーンまで飛ばしたがるので、それを制すのが大変だった・・・)

 

いずれ娘が大きくなり、キャラクターだけでなくストーリーも理解できるようになったら、改めてこの映画を観てもらいたいなと思っている。

 

そして彼女がいつか夢をもったその時には、必ず応援してあげたいな、とも。