いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

キムタクの話

我が家のキムタクの話だ。

 

というのも、娘の口癖のひとつが「ちょ、まてよ」なのである。言わずと知れたキムタクの代名詞的セリフだ。

 

かれこれ娘が言い出してからずいぶん経つ。多いときには一日に何度も口にする。もはや本家のキムタクよりもその機会は多いのではないか。(というか、そもそも本家はあまり言わないよね)

 

ただイントネーションが若干異なる。キムタクの言うように、カッコいい「ちょ、まてよ」ではないのだ。

 

娘の「ちょ、まてよ」のイントネーションは、関西人の「ちょ、まちーな」の言い方に似ている(たぶん)。その抑揚で「ちょ、まってーよ」と言うのだ。なんだか急にコミカルでしょ?

 

昨日もそのセリフを聞く機会があった。私が会社から帰ると、娘はさっそく『ミミズごっこ』をはじめた。

 

『ミミズごっこ』とは、以前書いた『テントごっこ』と『かくれんぼ』がヘンテコな形で融合した遊びで、ベッドの敷き布団と、それに被せたマットの間に入り込み、身を隠す遊びだ。ちなみにネーミングは今した。

 

娘は最近、私に対してその遊びを仕掛けてくる。ミミズのようにマットの中を這って、私が探しにくるのを待っている。そして私がマットを引っぺがし彼女を探し当てると、今度は一緒にミミズになろうと誘ってくるのだ。

 

昨日もそんなふうに、しばらく彼女に付き合っていた。しかし、さすがにお腹が空いてきたので、私は彼女を置いて食卓へと向かった。その背中越しに聞こえたのが、関西風幼女版キムタクのあのセリフだった。

 

「ちょ、ちょま、ちょまってーよ!」

 

*****

 

さて、最後に本物のキムタクの話も少し。

 

最近、彼が主人公のゲームがPS4で出て話題になっている。なんでも主婦に人気らしい。
f:id:pto6:20181219073116j:image
うちの妻もキムタクが好きなこともあり、実は興味がてらに調べている。ゲームでもあのセリフを言うのかな?