いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ノー残業デイ

うちの会社は水曜と金曜がノー残業デイだ。

 

そのため昨日は定時で帰宅した。年末に向けて仕事が立て込んでいるので、今週はじめての定時退社となった。

 

こういう忙しいときのノー残業デイは本当にありがたい。仕事一色に染まりかけた生活を、一度リフレッシュすることができるからだ。

 

それも週の真ん中にあるので効果的だ。うまくリフレッシュできれば「よし、週の後半も頑張ろう」という気力を養える。まさに会社側の狙い通りだろう。

 

昨日はご機嫌のうちに帰宅した。出迎えた妻や娘も、早く帰ってきた私に嬉しそうな表情を浮かべてくれる。さっそく娘とじゃれ合いながら妻とおしゃべりを始めた。

 

ひと段落つくと皆で夕食へ。昨夜はもつ鍋だった。ほっかほかのもつを頬張りながら、週末に録った『西郷どん』の最終回を鑑賞した。いいドラマだった。終わってしまうのが少し寂しい。

 

その後は皆でお風呂へ。週末ぶりの家族風呂だ。娘は楽しそうにはしゃぎ、少しだけ長居をしてしまった。

 

「あ、しわしわってる!」

 

お風呂をでるとき、娘は嬉しそうに自分の両手を見せてくれた。お湯でふやけた指の頭が、どれもシワシワになっている。私も自分の両手を娘へと向け、一緒だねと言って笑い合った。

 

お風呂からあがると、リビングでしばし過ごした。私と妻は食卓に座り、ぼんやりと今週末の連休のこと、その先に控える年末年始のことを話した。とりあえず、今週末の過ごし方はだいたい決めることができた。

 

娘は久しぶりにミニオンの映画を見たがった。そのためエンディングのダンス部分だけを何度か再生してあげた。音楽に合わせ、画面上のミニオン達と一緒に軽快に踊る娘。相変わらず、足運びやステップが2歳離れしたクオリティを備えている。

 

その後は、娘を寝せるため寝室へ。皆で布団に横になると、たちまち娘は眠りについた。昼間は公園でも遊んだらしいので、さぞ眠たかったのだろう。

 

娘を起こさないようゆっくりと、私と妻はリビングへと戻り、久しぶりに夫婦水入らずの時間を過ごした。最近できていなかったゲーム(モンハン)もちょびっとし、いつもより少しだけ夜更かしをした。

 

定時に帰ったことで、昨日はそのような素敵な時間を過ごすことができた。今日、明日も仕事はイベントづくしだが、おかげでなんとか立ち向かっていけるだろう。

 

メリハリのある生活って大事。ノー残業デイには感謝だ・・・と、思いかけてかぶりを振る。

 

本当に感謝すべきは家族だろう。いつも充電ありがとう。これで今週も最後まで走ることができそうだ。