いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

確定申告セミナー

昨日は確定申告セミナーに参加してきた。

 

住宅ローンを組んだ銀行から案内のはがきが来て、少し前に申し込んでいたのだ。今年度はマンションを購入したので、会社での年末調整とは別に確定申告をしなければならない。もちろん私にとっては初めての経験だ。

 

私はとにかく、確定申告を前に緊張している。

 

住宅ローン控除はマイホーム取得から10年間、毎年最大40万円の税金が戻ってくるというありがたい制度だ。その見返りの大きさゆえに、申請に不備があったら大変だ、と必要以上に気を張っているわけである。

 

会社でも、昼休みには国税庁のHPをチェックし、申請用紙と手引きを印刷しては、熟読するようなこともした。そんなところに、無料で参加できるセミナーの案内がきたものだから、私はすぐに飛びつかせてもらった。

 

午前中、会場につくと私が一番乗りだった。自由に席を選べるとのことだったので、一番前の席に座る。その後、次第に人が集まってきて最終的には40人ほどになった。会議室はぎゅうぎゅうで、満員御礼だった。

 

結論から言うと、とても実りの多いセミナーだった。当初は気休め程度に考えていたのだが、詳細な解説や具体的な例のおかげで、申請書の書き方をだいぶイメージすることができるようになった。

 

また税金のことや、所得控除のことなど、これまで知らなかった話も知れて、たいへん勉強になった。説明してくれた税理士の方は、少しクセのあるしゃべり方だったが、要点を押さえた説明で好感を抱いた。

 

セミナー後の質疑応答タイムには、説明中に疑問に思ったこと、税務署での申請をイメージした際に心配なこと等を、いろいろと質問した。他の人達が退出していくのをいいことに、細かい疑問までいくつもぶつけた。

 

家へと帰る道中、私はとてもすっきりした気持ちになっていた。もうこれで大丈夫、そんな安心感に包まれて、あたかも申請までが終わったような気になっていた。

 

いかんいかん、本番はこれからなのだ。2月中には申請を完了させ、早く気楽な生活に戻りたいものだ。