いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

空は青、キャップのつばは後ろ。

これが犬の散歩なら、しつけ上いただけない。

 

だけども、私をリードし歩くのは犬ではなく愛娘だ。自由気ままにくねくね歩き、たまに振り返り手招きする。

 

場所は真田山公園。今日初めて訪れた。かの真田幸村大阪冬の陣で活躍した古戦場の周辺にある。

 

妻が最近入ったソフトテニスサークルの練習があったので、娘と一緒に応援がてら訪れた。妻が練習している2時間、私は娘と一緒に公園の中を散策して遊んだ。

 

太陽の日差しは強く、シャツ一枚でも汗が流れた。

 

娘もキャップを被り薄着だが、口元には汗玉が浮かんでいる。ただ、娘には暑さにへこたれるそぶりはなく、元気いっぱいに走り回っている。

 

すべり台を上り下り、タンポポの綿毛を吹き、歩道の縁石の上を歩いた。アスレチックには果敢に挑み、砂場へのダイブも楽しんでいた。

 

この天気だ。私は熱中症になることを恐れた。頻度高めにお茶を飲ませ、ペットボトルを買って飲んだり、室内のスポーツセンターに入り、アイスで釣って休ませた。

 

途中で何度か妻の練習の様子も見に行った。娘はママを見つけると喜び、ボールが飛び交うコートの中に無謀にも入っていこうとしていた。

 

とても疲れたが、健康的な1日だった。

 

娘は昼食中に眠り、家に帰ってから私も昼寝した。お陰で、選挙に行ったのはすっかり暗くなってからだった。