いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

手作りオモチャ

娘が幼稚園でオモチャを作ってきた。

 

紙コップとストローとビニール袋で作ったオモチャだ。仕事中に妻から、それを手にした娘の写真が何枚か送られてきて、私はとても微笑ましい気持ちになった。

 

娘のプレ幼稚園は昨日で2回目。週に1回、妻同伴のもと1時間半だけ幼稚園に通っている。妻の話だと、少しずつ幼稚園にも慣れてきているようで、昨日は名前を呼ばれて元気にお返事ができたようだ。

 

仲良くなれそうな友達もできたらしく、妻もママさんたちと今のところはうまくやれているようだ。ちなみに、クラスの女子の中では、娘が一番のやんちゃ者らしい。

 

私もその様子を一度見に行きたいのだが、通常の回ではそのようなことはできないようだ。いつかパパも参加できるようなイベントが開かれればいいのにな。

 

でもこんな風に、同い年の子とふれあう機会が定期的にあるのはありがたいことだ。親からしても、自分の子供の成長を、周りと比べ客観視することができるだろう。

 

また、お友達とプライベートでも遊ぶようになれば更に世界は広がるし、妻も子育ての大変さを共有できる友人ができるかもしれない。

 

改めて、世間との繋がりって大事だなと思った。家族だけで暮らしていくのも楽だし、とても楽しいのだけど。

 

娘がストローを吹くと、紙コップに収まっていた袋がむくむくと膨らんできた。そこには画用紙やペンで犬の顔が描かれていて、さながらコップからひょっこりと顔を出したようだ。

 

娘は得意げに笑っている。私はそんな笑顔を見つめながら、どんどんと膨らみつつある彼女のことを、とても嬉しく思った。