いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

七五三に向けた準備

昨日は午後休をとって家族と梅田に行った。

 

11月に予定している七五三に向けた諸々の予約をするためだ。妻と娘は前撮りや参拝時に着物をレンタルするので、その着物選びがメインの目的だった。

 

スタジオに入ると、平日にも関わらず何組かお客さんがおり、スタッフさんも潤沢に配備されていた。すっきりとしたオシャレな空間が広がっており、好印象を得た。

 

事前の予約はしていなかったので、スタッフさんのひとりに来た目的を告げる。しばし椅子に掛けて待っていると、まずは着物の試着からしましょう、と案内された。

 

妻はあらかじめネットでチェックしていた情報を元に、いくつかの着物を手に取り、娘や自分に羽織らせていった。ただ、娘は徐々に集中力が切れていき、ついには店内にあった子供用グッズで遊びはじめた。

 

テーブルに置かれていた小物を手に取り遊んだり、棚に置かれていたクレヨンでぬりえ帳を塗ったり、はたまた入り口からひとり飛び出して、スタジオ外へと逃走したりと、とにかく大変だった。

 

まだ数ヶ月先とは言え、こんな落ち着きのない状態で、前撮りや参拝時の着付けが出来るのだろうか、少しだけ不安な気持ちがよぎった。

 

スタジオには、撮影に来ていた小さな女の子がいたのだが、その子はとてもお利口に着付けや撮影をこなしていた。スタッフさんに年齢を聞いてみると、娘より半年ほど年上なだけらしい。娘も半年後にはあのようなお姉さんになるのだろうか。想像するのは少し難しかった。

 

その後、妻のおかげでなんとか着物を決定し、前撮り等の日取りも決め、予約を完了することができた。次の遊び場へ行こうと興奮する娘を制御しながら、私もいくつかの注意事項を聞き、頭に留めた。

 

当日は私と妻の両親も呼ぶので、さっそく日取りや段取りを連絡しておいた。彼ら側でも移動や宿など、いくつかの予約をしてもらうことになるからだ。久しぶりに家族総出でのイベントとなる。

 

スタジオに飾られたサンプルの写真たちは、流石はプロ、どれも素敵なものばかりだった。あんな風に娘の晴れ姿を残してあげられるよう、気合いを入れ頑張ろう。