いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

おしゃべりさん

娘はおしゃべりがどんどんと達者になっている。

 

連休中に印象に残った言葉たちを書き留めておきたい。

 

ぷりんせすみたい

ワンピースなど、スカート系のお洋服に着替えたときの一言。自画自賛的に自分に対して言うときもあれば、お店で試着した妻に対して言うときもある。彼女にとっての最上級の「可愛い」の表現のようだ。こちらから言ってあげると、画に描いたような照れ笑いをしてくれる。

 

やっふぉー

喜怒哀楽の“喜”が頂点に達したときに言う。やった、やったー、やっふぉー、という連続コンボで発せられることが多い。言葉と同時に右手の拳を天に突き上げて、大仰なまでに喜ぶ。なんとも漫画的なリアクションだが、はたしてどこで覚えてきたのやら。

 

これなんだ!?

なにか不可解なものを見つけたときに言うセリフ。たとえば足下におちてたホコリとか、急に現れた虫などに発せられる。これの出典はおそらくアニメ『こねこのチー』だろう。毎日10回以上は耳にするので、娘も“なぜなぜ期”に入っているのかもしれない。

 

××したかったよ・・

哀愁を漂わせながら残念そうに言う。録画した朝ドラの歌を早送りしたら「○○ちゃん、おうたききたかったよ・・」になるし、エレベータで先にボタンを押したら「ぴっしたかったよ・・」となる。私は聞くたび、ちびまる子ちゃんの「とほほ」という声が脳内再生される。

 

ぱぱは、おしごとね

アンパンマンミュージアムにまた行きたい、という話になった時に使われた。「○○ちゃんとままは、あんぱんまんいくから、ぱぱは、おしごとね」それ以降、未来の予定を語るときにちょくちょく言われるようになった。一応、そのあとに「がんばってね」とは言ってくれる。

 

とりあえず、5つをピックアップしたが、他にも書きたいセリフはいくつかあった。謝ると必ず「いいんだよ」と言って優しく許してくれることや、説明するとき言葉に詰まり「んー、わかんない」と悔しそうに言うことなど。娘が発する言葉に小さな感動を覚えることは多い。

 

ひとりでも人形たちとごっこ遊びをしている娘は、一日の中でしゃべっていないときの方が短いくらいだ。

 

大きくなるにつれて、もっとお喋りになるに違いない。私たち大人も語彙や表現で負けないようにしなければ。