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文学パパが綴るかけがえのない日常

大阪食べ歩き ~天満編~

今日は大阪の街で食べ歩きをしてきた。

 

なんだかんだで大阪に住み始めて以来、しっかりとやったことがこれまでになかった。私たちはそれに向け昨夜からネットで調べていたのだが、なかなかどこに行くかを決めることができずにいた。

 

そこで、職場にいるグルメ好きの先輩にLINEで相談をしてみた。するとものの数分で、めぼしいエリアのグルメ情報が、長文のメッセージで送られてきた。

 

そして妻と娘が一緒だということを伝えると、近くに大きな公園もある『天満』をお勧めされた。私たちは先輩の助言にしたがい、初めて行く街、天満で1日を過ごすことを決めた。

 

駅を降りて最初に向かったのは『たこ焼き うまい屋』。定番のたこ焼きを提供する地元に愛される老舗店だ。行列に並び、待つこと10組ほど。ついに私たちは席につき、たこ焼きにありついた。

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その不揃いな形からは想像できないほど、奥深い味わいが口の中に広がった。和風だしの効いた生地のおかげで、ソースなんてものは不要だ。私と妻は感動に包まれながら、熱々のたこ焼きを次々と口に運び続けた。


なんでも二度焼きをしているようで、確かに皮が分厚く、外側がカリッとしていて噛み応えがある。娘も細かくちぎったものを止まることなくパクパクと食べていた。妻は「美味しさのど真ん中を突いてくる」という名言で、その洗練された昔ながらの味を称えていた。

 

追加注文の欲望に打ち勝ち、私たちは計16個を3人で食べ、後ろ髪を引かれながらも店を出た。必ず後日また来よう、そう妻と誓いを立て、次の店へと向かった。

 

次の店は『Crepeあまのじゃく』。私と妻はそれぞれに好きなものを注文した。私は“ちょこくらんち”という、クリームとメープルとチョコクランチがトッピングされたクレープを食べた。娘とも分け合ったのだが、彼女もとても美味しそうに食べていた。

 

その後は、しばし近くにあった関テレのビル内、その隣にあった扇町公園で娘を遊ばせた。タイミング良く、区が主催する大規模なイベントが開催されており、消防車やパトカーに娘を乗せて写真を撮ることもできた。

 

そして娘がベビーカーで昼寝に入ると、食べ歩きの第二章が始まった。私と妻は『寿司 春駒』の行列に並んだ。新鮮で大きなネタが乗った本格的な寿司を、リーズナブルな価格で楽しめると有名な店だ。おやつ時という中途半端な時間のおかげで、わりとすぐに順番が来た。

 

私と妻はそれぞれが食べたいニギリを頼み、ふたりで一貫ずつを分けて食した。旨い。確かに普段食べ慣れている回転寿司とはレベルが違う。ネタも分厚く、その細かい味付けにもそのたび唸らされた。

 

大満足で寿司屋を出ると、その近くには『鳴門鯛焼本店』があった。先輩から紹介されたわけではなかったのだが、妻が食べたいと言ったのでひとつ買うことにした。皮がカリカリとしており、尻尾まで熱々の餡がぎっしりとつまっていた。理想的なたい焼きと言えよう。

 

その後は一度公園に戻り休憩をとり、娘が目を覚ますと夕食のため最後の店へと向かった。着いたのは『串カツ 七福神』。揚げ立ての串カツたちで、わずかに残っていた胃袋の隙間を満たした。娘もエビをはじめ、好きなクシを勢いよく3本食べていた。

 

以上が、本日の食べ歩きの全貌である。とても大満足のコースで、紹介してくれた先輩へは感謝しかなかった。

 

本日の私たち的NO.1は『たこ焼き うまい屋』だろう。でも街を歩いていると、他にも美味しそうな店をたくさん見かけたので、きっとこの『天満』という街には、まだまだポテンシャルが秘められているのだろう。

 

また機会があれば、食い倒れるためにここを訪れたい。