いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

じいじとばあば達

娘のはしゃぎっぷりが印象的だった。

 

じいじとばあばが我が家に泊まりに来たのだ。まずは私側の両親が、昨日から。会うのは半年ぶりくらいだが、前回のときとは全く“懐きぐあい”が異なっていた。

 

娘は昼寝から起きてすぐ、私と一緒にじいじ達を駅まで迎えに行った。彼らの姿を確認すると、娘は私に抱っこされたまま身体をくねらせて照れた様子を見せていた。

 

家に到着すると、娘は徐々にその距離をつめていった。まずは穏やかなばあばから、様子を見つつお茶目なじいじにも接触を試みていった。

 

1時間ほどすると、すっかり娘はふたりに懐いていた。きゃっきゃと笑いながら、ボール遊びをしたり、一緒にパズルをしたり。いつのまにかパパやママが介入せずとも3人だけで仲良く遊ぶようになっていた。

 

そしてお風呂に入る際、これまでパパとママにしかしたことがなかったお別れのチュウを、ふたりにもしていたのが印象的だった。すっかり心を許した印だろう。

 

そして今日は、午前中に妻側のじいじとばあばも合流し、7人で京都の鉄道博物館に行ってきた。連休期間の京都ということで混雑を心配していたのだが、人混みはそれほどでもなくて胸を撫で下ろした。

 

大人がたくさんいるのに、娘は基本的に私にしか抱っこをさせず、とても疲れた。でも博物館は大人も楽しめる内容だったので、うまく間を持たせることができた。

 

両親同士にも徐々に会話が増え、みんなでSL機関車に乗り、集合写真を撮る頃には、親しみのある雰囲気が形成されていた。それぞれ疲れただろうが、いい時間が過ごせたと思う。娘もとても楽しそうだった。

 

そして遂に明日が七五三だ。天気に恵まれますように。