いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

愛しのぽっこりお腹

ぽっこりお腹を撫でながら、顔がほころぶ。

 

これが自分の中年腹ならこうはいかない。撫でながらにため息をついてしまうことだろう。しかし今触れているのは娘のお腹だ。夕食後に脱衣所で服を脱がせている。

 

ここ最近、娘が前よりもご飯を食べるようになった。相変わらず食べ終わるまで席には座っていられないが、時間をかけながらも、完食する習慣が徐々についてきた。

 

それゆえに、食後に娘の膨らんだお腹を確認するのが楽しみになった。お風呂前に体重計に乗るのにも。昨夜はまた新記録を更新し、前の夜よりも0.1kg増えていた。

 

同級生に比べるとまだまだ小さいが、娘のペースで大きくなっていることを嬉しく思う。私たちがたくさん褒めるので、娘も自分のぽっこりお腹にどこか誇らしげだ。


また、家の柱には目標身長の印もつけた。USJで乗り物に乗ることができる規定値だ。娘はまだそこに10cmくらい足りないのだが、毎日そこに背中をつけ、身長が伸びたかどうかを確認している姿が実に愛らしい。

 

まだ道のりは長いけど、今の調子でたくさんご飯を食べていたら、徐々に身長も伸びていくに違いない。頑張れ。娘のぽっこりお腹に向かって、激励の念を送った。