いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

混沌

会社でのコロナへの対応が激化してきた。

 

昨日からは半強制のテレワーク指示も全社的に出ており、更に差し迫った状況にあることを実感させられた。

 

その反面、在宅勤務ではできない業務の継続に向け、ロケ分散の対応はこの状況下においても手を緩めることが許されていない。昨日においては改めて「全責任をお前が担え」という、丸投げとも思える指示を上司からもらい、やるべきことの多さに頭を抱えている。

 

とはいえ仕事だからやらねばならない。上司の更に上にあたる管理職の人たちにもうまく協力を求めながら、できる限りのことをやってみようと思っている。

 

現在の状況は外出することもリスクに感じる。自分だけが感染するならまだしも、そのことで幼い娘や妊娠中の妻にもしものことがあったらと思うと、仕事に向かうことにも迷いが生じる。それでも、やるしかないのだ。

 

今朝は暗いうちから目が覚め、さっそく本日行うべき仕事が頭を巡ってふたたび寝付くことができなかった。そこで、少しでも気持ちを落ち着かせようと、隣ですやすやと眠る娘の顔をしばらく眺めていることにした。

 

睫多いな、肌きれいだな、上唇が私より厚いな。そんなことを想いながらに見つめていた。娘や妻、家族が無事でいてくれるなら、それ以上はもはや何も望まない。