いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

振り付けダンス

最近の娘はよく運動をしている。

 

というのも、テレビの前でハードなダンスをしているからだ。これまでも歌に合わせて創作ダンス(私の影響でどこかブレイクダンス調)を披露してくれていたが、ここ最近は決められた振り付けのある歌で踊っている。

 

足のステップと手の振り、ときに回転があり手拍子もある。それらを音に合わせて組み合わせるのが楽しいのだろう。娘は3曲くらいを自らに課題曲として課し、疲れ果てるまで何度でも繰り返し再生させる。

 

息を切らせながら歌も歌う。手足は体育教師でもこれは注意しないであろうほどに指先までピンと伸びている。バネもあり、全身が躍動感に満ちている。

 

そんな生命力に溢れた娘の姿を見ると、とても嬉しくなる。私も娘に手を引かれ一緒に踊らされるのだが、1曲で疲れてしまうのだった。

 

子供用の振り付けなので、絶妙な難易度になっているのだろう。娘はそれを完璧にマスターしようと躍起になり、それに挑戦するのを楽しんでいるようだ。

 

私も丁度良い課題曲を見つけては、それを歌いこなせるよう家で何度も練習することがある。以前は星野源の曲だったし、最近で言えばKing Gnuの曲をよく歌っている。きっと娘にもその血が引き継がれたのであろう。

 

外に出られず娘のストレスを心配していたが、踊りのおかげで少しだけ心配が和らいでいる。娘よ、舞い踊れ。