いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

久しぶりの両親との電話

私の実家からマンゴーが届いた。

 

妻がお礼の電話をすると、一応私と妻への誕生日祝いということらしい。ただそれはあくまで名目を取って付けただけの話で、実際は出先でよいものを見つけたので贈ってくれたのであろう。

 

妻曰く、テレビ電話越しにはお母さんが少し元気ないように見えたという。そんなわけで、私も仕事終わりに実家に電話してみた。薄情な息子なので、こんな機会でもないとなかなか電話もしないからだ。

 

電話はマンゴーのお礼から始まったが、それ以外に特に用事もないのだと知れると、すぐに雑談へと突入した。親戚の話や最近のニュースの話、休日の過ごし方からボードゲームの話まで。

 

お父さんとも話したくなったので、途中で代わってもらい、そちらとも長いこと話し込んだ。映画の話から今見てるドラマの話、最近聴いている音楽の話から、コロナワクチンの話まで。

 

電話を切ると1時間以上通話をしていた。どちらも楽しそうに生き生きと会話をしてくれ、声からも息子と久しぶりに話せる喜びのようなものを、ひしひしと感じられた。こんなにあからさまに喜んでくれると、私も嬉しい。それがなくても、久々の両親との会話は私自身にとっても楽しかったわけだが。

 

生意気なようだけど、すこし親孝行ができたような気持ちになれた。自分も将来、子供から用事もなく電話が来たら、さぞかし嬉しいだろうから。

 

また実家には定期的に電話をするようにしよう。毎度のようにそう思うのだけど、きっと薄情な私はいつのまにか忘れてしまうのだろう。だとすると、また美味しいフルーツを贈ってもらわねばなるまい。