いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

手を繋いで子どもを持ち上げるやつ

昨日は親子3人でEXPOCITYという複合施設に遊びに行った。

 

買い物から食事まで、楽しく1日を過ごすことができた。大きなおもちゃ屋さんもあるため、娘はそこで楽しそうにはしゃいでいた。

 

娘の誕生日が近いので、そのプレゼントの下見も兼ねていた。まだ決定には至らなかったものの(どのおもちゃにも良い反応をするので・・・)いくつかの方向性は見えてきたように思う。

 

さて、そんな楽しい昨日だったが、その中で、タイトルにも書いた「手を繋いで子どもを持ち上げるやつ」を何度となく娘にせがまれ、妻と一緒になってやっていた。

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娘が私たちと手を繋ぎ、自ら「せーの」というかけ声をかけてくる。私と妻はそれに合わせて、彼女をぐいっと持ち上げる。思い返せば昨日だけで50回くらいはやっていたのではないだろうか。

 

娘があまりに楽しそうにしているので、私たちは言われるがままに付き合っていたのだが、やっていて腕が抜けてしまわないかと怖い気持ちもあった。

 

そして帰ってそのことを調べてみると、やはり「幼児に対しては脱臼のおそれがあるのでやらない方がいい」と書かれていた。血の気がひくような思いがした。

 

幸い今のところ娘はピンピンしている(不意打ちではなく娘主導でやっていたのがまだマシだったのであろう)。しかし、今日からは娘にせがまれたとしても、やらないようにしようと心に決めた。

 

この「夫婦で子どもを挟み手を繋いでぐいっと子どもを持ち上げるやつ」。ドラマとかでも見た記憶があって、子どものいる家族における、ある種“幸せの象徴”のように捉えている自分がいた。

 

そして実際、娘ができてそれをやっているときは、(少しハラハラしつつも)幸せを感じていたのは確かだ。

 

でもそんな恐怖と隣り合わせだったなんて・・・。「無知は怖い」ということを改めて思い知らされた。

 

今日も家族3人でお出かけをする予定だ。このまま知らなければ同じ事を繰り返していたことだろう。

 

まだ何事も起きないうちに、危険性を知れて良かった。不幸中の幸いに感謝したいと思う。