いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

魅力を感じる女の子の要素

貴方は女の子のどんなところに惹かれるだろうか。

 

整った顔立ち、魅惑的なスタイル、可愛らしい声、癒やされる笑顔。様々な意見があると思うがその中でも、私にとって『しゃべり方』というのは大切な要素だ。

 

昨日、娘とおしゃべりをしていて、そんなことを改めて感じていた。娘の『しゃべり方』は、とにかく私好みに可愛い。

 

特筆すべきはその語尾だ。娘はよく「~ね」「~よ」「~なの」を使う。文字面だけではそのニュアンスが伝わりにくいのだが、どこか年上のお姉さん、もしくは世話好きな幼なじみ風で、それが娘の幼さとも相まって、これ以上にないくらい可愛いしゃべり方となるのだ。

 

そして当然、その『しゃべり方』は妻から継承されたものである。ということはつまり、私は妻の『しゃべり方』がとにかく好きなのであろう。

 

思えば私は妻と出会ったばかりの頃、彼女のことをすぐに好きになった。初デートの開始10分で恋に落ち、冗談みたいな話なのだが、すぐにでも結婚したいと思った。(現に、1年後に結婚する約束でその日から付き合いはじめ、1年後にそれを実現した)

 

付き合った当初、私は彼女に自分のどこが好きなのかと尋ねられた。そのとき私は、①外面(容姿)、②内面(性格)、③能力(素養)、④価値観(物事の考え方)、⑤フィーリング(一緒にいるときの安らぎ)、それら五角形のパラメーターが君はとにかく完璧なんだ、と力説した覚えがある。

 

でも今思えば、付き合ったばかりだったので、私はそこまで彼女のことを知らなかったはずだ。それなのにそのような分析を下せたのは、おそらく彼女の『しゃべり方』から、それらの要素を感じ取ったからではないかと思っている。

 

①はすぐにわかるとして、その他の②~⑤は、『しゃべり方』に自然と表れるように思う。

 

②の『内面』は相手を慮る心が如実にでるし、③の『能力』も話す内容、言葉選び、意思疎通のしやすさから推し量れる。また④の『価値観』もその人がどんなところに重きを置いて生きているのか、会話を重ねれば自然と掴めていくものだ。そして⑤の『フィーリング』については、言わずもがなだろう。

 

そんなふうに『しゃべり方』というのは、その人を掴む上でとても重要な要素だと思う。それゆえに、その『しゃべり方』に女性的な魅力があると、私は惹かれてしまうのだろう。

 

娘にもこのまま、妻のように魅力的な『しゃべり方』をする女の子になって欲しいな、と私は願っている。

 

ちなみに、妻と付き合ってもう5年(結婚して4年)になるが、最初に下した前述の分析が、間違っていたと感じたことはただの一度も無い。