いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

里帰り

昨日、妻の実家に帰省した。

 

妻と娘は定期的に帰っていたのだが、私も一緒に帰るのは1年以上ぶりのことだった。

 

それまでは頻繁に帰っていたのだけれど、昨年マンションを買ったことで逆に遊びに来てもらうことが増え、帰るタイミングを逸していたのだ。

 

福岡県の郊外にある田舎町。夕飯ができるまでの間、娘と一緒に散歩に出かけてみたが、来るたびにホッとさせられる場所だと再確認した。私の地元でもないのに、なぜだか「懐かしい」という感情を抱いてしまう。

 

うらぶれた近所の公園にも『おもむき』という言葉を思い浮かべてしまった。頭の上を飛び回る小さな虫たちでさえ、そこに賑わいを与えているかのようだ。

 

そんな雰囲気もあり、ここに来るとついのんびりとしてしまう。お義母さん、お義父さんも至れり尽くせりのお持てなしをしてくれるので尚更だ。

 

それに甘え過ぎないよう注意しなければ。

 

ただ、なんにせよ、この地でゆっくりと羽を休ませてもらおう。GWの後半は、スローテンポに身を委ねよう。