いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

思いっきり、泥んこ遊び

ボーネルンドのプレイヴィルに一昨日行った。

 

公園内につくられた有料の遊び場で、他のボーネルンドの施設とは異なり、屋外のあそびゾーンが充実している。その日はラグビー観戦も面白かったのだが、午前中に行ったこちらでもたくさんの思い出がつくれた。
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入り口からはいると、娘は多くの誘惑にかられながらも、まずは屋外エリアへと足を運んだ。ボーネルンド製の野外で遊ぶ用のオモチャがたくさん置かれており、ハンモックやすべり台などの遊具もあった。

 

娘は水流を作って船を動かすオモチャや、かまど付きキッチンではじめ遊んでいたのだが、途中からは砂場へと遊びの場を移した。その砂場には汲み上げ式のポンプが備え付けてあり、そこで汲み上げられた水を砂場へと流し込ませると、川がつくれるようになっていた。

 

私は頑張ってポンプを漕ぎ、勢いのある水流を砂場へと流し込ませた。水は前に遊んでいた子がつくったのだろう砂の山の裾を流れ、その山を囲う形で輪っかのような川ができあがった。娘は目を輝かせて喜び、長靴でその川へと飛び込んでいった。

 

その後は、動きづらそうだったので娘の長靴を脱がせて裸足にし、服の泥汚れも気にせずに遊ばせることにした。このようなことも想定して、妻が着替えを2回分準備してきていたのだ。娘は最初はおそるおそるだったものの、次第に大胆になり、泥を手で掴み、川の中にお尻を付け、嬉しそうに泥遊びをしはじめた。

 

そのように思い切り遊ぶ娘の様子を、他の子は心底羨ましそうに、その親御さん達はびっくりした面持ちで見つめていた。彼らはその大胆な遊ばせ方に若干ひいているようにも見えたのだが、心の底では自分たちの子供にも着替えをもってきてあげればよかった、そんな後悔の念が浮かんでいるようにも見えた。

 

なんにせよ、そのときその場ならではの形で、一番楽しそうに遊んでいたのは娘であったに違いない。どうせ泥んこ遊びをさせるのなら、子供には服の汚れなんか気にせず遊ばせてあげたい。準備のよい妻に感謝をしつつ、私は娘と一緒に遊び、その笑顔を脳裏に焼き付けた。

 

大阪の別の場所には、もっと広いプレイヴィルもあるそうなので、また行ってみたいなと思った。そのときも、たくさんの着替えをもって、思いっきり遊ばせよう。