いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ただ得意な仕事ができるだけ

面談があり、年間評価として最高となるAを貰った。

 

これでボーナス評価も含めると5期連続のAだ。誇らしい気持ちにもなったのだが、その後にあった出来事によって、自分なんて大したことないなと思わされた。

 

ひとつめの出来事は、夕方から参加した他組織主催の技術者交流会だ。私は自組織を代表して急遽陪席させてもらった。次回から自組織メンバも参加させるかどうかを見定めるため、視察するのが目的だった。

 

同じ業界の3社が集い、若手メンバ達がプレゼンを行い、その場でディスカッションをする。実にいい交流会だった。私も専門的な話には疎いのだが、他社の話が聞けてとても興味深かった。

 

ただ、技術者同士で交わし合う『技術あるある』や『テクニカル・ジョーク』には、全くついていけなかったので、場違い感を味わった。

 

技術者たちは個性的な人が多く、技術の話をとても活き活きと話した。技術の世界は明確な解が存在するので、誰もが自信を持って話しているのが印象的だった。


ふたつめの出来事は、業務後に参加したフットサルだ。昔の職場メンバの集まりに呼ばれたのだが、昨日は別の部署に所属する仲の良い同期も参加していた。

 

その同期は、ほぼ初対面な人が多いにもかかわらず、持ち前の明るさと社交性ですぐに溶け込んだ。それどころか、個性的なキャラをだすことで常に話題の中心になり、たちまち場の雰囲気を掌握してしまった。

 

彼のそのカリスマ性については、これまでもよく関心させられていたのだが、改めて凄いなと感じさせられた。

 

以上が昨日、評価面談の後にあった出来事だ。それらに比べて自分はどうだろう。得意とする分野において、ただ仕事ができるだけではないか。

 

家に帰り着くと、私はどっと疲れていて、家族の癒やしを必要とした。私は全然大した存在じゃない。そのことを自覚できてよかった。でも焦らず自分の道を歩もう。