いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

731日

このブログをはじめて今日で2年が経った。

 

目的のひとつである『家族の記録』という意味合いでは、日々充実感を得られている。こんなにも平凡な家庭にも関わらず、幸いにも書くことに困ったことはない。

 

もちろん、日記をつけていなければすぐに忘れてしまうような「ささやかなこと」ばかりではあるのだけれど、それでも自分の中で「書くに値する」と思える物事が日々起こることは、人生の彩りを感じさせてくれる。

 

ただ、このブログのもうひとつの目的である『文章修行』という意味では、伸び悩みを感じた1年であった。

 

前の1年は、「毎日書くこと」を習慣化したおかげで、それまでと比べ自らの成長を実感することができた。しかし、ここ最近ではその感触をあまり得られていない。

 

やはりここから先は、ただ好きなように書くだけでは駄目なのだろう。苦手だと思う描写や、書くことを避けてきたような事柄にも踏み込んで、「意識的に」書いていかなければその次の成長はないのだろうと感じている。

 

ただ、あまりにそればかりを意識しすぎると書いていて楽しくなくなってしまうので、「少し意識する」くらいの塩梅で、今後も書いていければいいなと思っている。

 

読書量も1年前と比べて更に増加した。それにより、理想とする文章というものも日々アップデートされている。やはり良いものに多く触れるのはいいことだ。自分の至らなさを痛感でき、前向きな意欲が湧いてくる。

 

またブログを続けているうちに、読む側でもお気に入りのブログが数多くできた。それらを読むことでも日々刺激をもらえている。そして、自分と同じように「文章を書くのが好きな人」がこんなにもいるのだと知れると、とても嬉しく、励まされる気持ちになるのであった。

 

これからもできる限りこの「日課」を続けていきたいと思っている。『いつか泣いてしまう』そのときの燃料は、多ければ多いほどよいに決まっているのだから。