いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

安堵と寂しさ

娘の発熱は1日でおさまってくれた。

 

やはり今週からフルで幼稚園に通うようになったため、その疲れが蓄積され、風邪をひいてしまったのだろう。

 

まだ少し風邪の症状(鼻水や空咳)が残っているので完治とは言えないものの、娘自身はいたって元気なので、私たちはとりあえず胸をなでおろしている。

 

昼間は再放送の『逃げ恥』のエンディングに合わせて恋ダンスを踊っていた。ガッキーの真似をする娘がとにかくキュートで堪らなかった。ガッキー以外の人が踊ると、真似をしたがらないのも面白かった。

 

さて、来週の頭から妻と娘とはしばらく離れ離れになる。里帰り出産のためだ。いきなりの別れで寂しくならないよう、娘にもそのことを伝えはじめている。

 

しかし娘は「でも、パパがすぐに、あいにきてくれるんでしょ?」と、今はまだあっけらかんとしている。実際のところは、コロナを気にして頻繁には会いに行けないだろう。第二波も待ったなしのこの状況なので、もしかしたら、また県外移動も規制されるかもしれない。

 

そんなことを考えながら、私が歯切れよく応えられないでいると、娘の表情に少しずつ不安の影がさしてきた。

 

期間でいえば、約2ヶ月は離れ離れで暮らすことになる。とても寂しいが、妻の出産が無事終わり、家族みんなで健康に再会できることが、今はなにより大切だ。