いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

侘しさの予兆

娘が無事、ただの風邪だと診断された。

 

十中八九そうかなと思ってたとはいえ、しっかりと医師に診断されるとやはり安心する。薬も処方してもらい、市販のものより効いているようだ。一件落着である。

 

無感染の確認がとれた為、明日は予定通り妻たちが里帰りを行う。そのため今夜は、家族3人でこの家で過ごす最後の夜となる。次に彼女らが帰ってくるときには4人家族となっているはずだからだ。

 

娘の看病でここのところバタバタとしていたが、それが終わると改めて寂しさがこみ上げてくる。明日の朝、妻たちと別れれば、2ヶ月は別の屋根の下で眠るのだ。

 

娘の病院対応のため、はからずとも最終日である今日も会社を休み、ふたりと一日中一緒にいられた。私たちにとっては何よりものボーナスタイムとなった。

 

果たして明日から私は、どのような生活を送るのだろうか。しばらくは会社のトラブル対応に追われ、それ以外の時間はひたすら本でも読むのだろう。侘しいなあ..。