いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

七夕の別れ

七夕とは逢える日ではなかったか。

 

我が家では今年は別れの日となった。今日で妻と娘が里帰り出産のために実家へと帰る。朝の時点でお別れだ。

 

よりにもよって歴史的な大雨と重なったため、ふたりが無事実家へと帰れるかどうかを案じている。荷物は事前に配送したので手荷物は最小限だが、電車ダイヤの乱れ等で立ち往生とならないことを祈っている。

 

私の方も今日から仕事復帰だ。娘の病気により2日間休みをもらったので、その間の状況の変化を把握するところからのスタートとなる。トラブルはまだ収まっているわけがないので、今夜も帰るのは遅くなりそうだ。

 

両チームとも、まったく七夕らしくない一日が予想されるが、すべては家族の幸せのためなのだから頑張らなければなるまい。でも織り姫と彦星に比べたらマシである。次再会するのになにも1年待つ必要はないからだ。

 

会いに行こうと思えばいつでも会える。そう思えることが、今の私たちにとっては唯一の慰めなのであった。