いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

半沢直樹の総集編

半沢直樹の総集編を見終わった。

 

改めて面白いドラマである。私は原作も読んでいないので、今週末から始まる続編もすごく楽しみにしている。

 

銀行員ではないがサラリーマンをしていると、ドラマ内の昇格や人事に纏わる話にはとても共感できる。まだ私も一応は順調に昇進できている立場なので、貪欲に上を目指す半沢の姿には時として感銘を受けてしまう。

 

しかし改めてドラマを見直して、一番誰になりたいかと言えばミッチー演じる半沢の同期、渡真利ではないか。
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本社の融資部に身を置き、スマートに仕事をこなしながらも、同期の半沢たちを適宜サポートする。半沢ほどの出世欲もなさそうだが、ゆえにトラブルとは無縁で、その要領の良さから常に優位な立場で渡り歩いている。

 

別に私も会社のトップを目指す野心があるわけではないのだから、見習うべきは彼であろう。いつでも余裕の笑みを浮かべ、自分を不利にしない範囲で己の信念に基づき仕事をする。実に参考にしたい身の振り方である。

 

さて、我が社でもここ最近は人事の話で持ちきりである。私も次の異動先がわかり、他の人の情報も少しずつ集まってきた。異動先にも当然善し悪しがあり、それにより人事からの評価や期待度がある程度は窺い知れる。

 

私に与えられた次の異動先は間違いなく上位のポジションであった。ただ、最上位かと言われればそうではない。上から数%には入るものの、私よりも良いポジションを与えられている人は数名はいそうである。

 

もちろんその人の適性や希望もあるので、上下は一概には言えないのだが、少しばかり悔しく感じてしまうのは確かだ。なにもトップになりたいわけではないのに、いざ負けるとなると癪なのだ。ワガママな性格である。

 

こんなのではミッチーへの道のりは遠い。とりあえず異動先でも早く成果をだそう。余裕の笑みは絶やさずに。