いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

よつばと重ねる

ひとり暮らしとなって以来、漫画『よつばと!』を夜な夜な読み返している。娘に会えない寂しさを紛らわせるためだ。

 

昨夜も、実家にいる妻と娘とのテレビ通話を終えたあと、余韻に浸るように漫画のページを捲った。『よつばと!』は5歳の女の子よつばちゃんが主人公の漫画である。

 

とにかくよつばちゃんが明るく元気で癒やされる。またそれを見守る大人達や友達のお姉さんたちも暖かく、子供視点に寄り添った日常はこんなにも輝かしいものかと胸を打たれる。

 

そして私の娘が、よつばちゃんにそっくりなのだ。ありあまるパワー、オバケのような社交性、たまに飛び出る可笑しな言い回し等など。

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まだ私が結婚もしていない頃、将来よつばちゃんのような子供と暮らせたらなあと思っていた。結婚してからも、妻とはよつばちゃんのような子に育てたいと話していた。

 

ありがたいことに、今の娘は私の理想どおりに育ってくれている。こんなに嬉しいことがあるだろうか。漫画を読み返しながら、私は何度でも幸せを噛みしめるのであった。

 

漫画に出てくるように、私も娘をいろんなところに連れて行き、様々な体験をさせてあげたい。娘の「初めて」にたくさん居合わせたい。改めてそのように思った。

 

多くの癒やしをもらいながらも、やはりちょっぴりと寂しさも植え付けられるのであった。嗚呼、早く娘のいる日常が戻ってきて欲しいな。