いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

来る嵐にむけて

家族が帰ってくるための準備をしている。

 

ついに来週土曜に私が迎えに行き、彼女らを家に連れて帰ってくる。実家にも立ち寄りたかったのだが、高齢者も同居しているので、今回は自粛する。万が一があったら大変だからだ。

 

家の中を掃除し、洗濯もすませた。ベッド下からは赤ちゃん用のメリーも取り出し、久しぶりに組み立てた。娘が小さい頃つかっていたものだ。同じものを今度は息子がつかうのである。

 

二ヶ月半もひとり暮らしをしていたので、なんだかそわそわしてしまう。他に準備しておくことはないか、今のうちにしておくべきことは?

 

ひとりのときにしかできないことは、たいていやりつくした。プライムビデオで気になる映画は全て観た。漫画も読んだ。小説も読んだ。ゲームはひとりでする気にはなれないし、音楽やラジオなら通勤中でも聴くことができる。

 

あとは仕事である。子ども達が帰ってくると、今までのように仕事ばかりに集中してはいられない。仕事と家庭を両立しながら、どちらにおいても手を抜けないのである。

 

そのように考えると、今のうちにしておくべきことは身体を休め、英気を養っておくことだろう。まあそんなことは意識しなくたって、この連休もゆったりと過ごしているわけだけど。

 

明日も家の中を整頓しながら準備を進めるつもりだ。来週末はひとりから一気に四人になる。騒々しくなるだろう。その喧噪が少し恐ろしくもあるのだが、やはりとても楽しみである。