いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

自己評価を下げること

半年前の私は自信満々マンだった。

 

特に仕事においてはそうで、そこそこの矜持を持っていた。しかし年末にも書いたとおり、今のエース部署に来て以来、その自信を失った。

 

これまで持っていた自信を失ったことで、背骨を抜かれるほどの精神のグラつきをも覚悟していたのだが、実際は、案外そうでもなかった。

 

それどころか、適切なレベルへと自己評価を下げたことにより、小さな失敗や叱責にいちいち落ち込まなくなった。張り合わなくなったことで、他人を素直に尊敬でき、謙虚になれた。

 

もちろん、仕事する上で大切な何かは無くしてしまったのかもしれないが、前よりも精神衛生上、健全な状態になった気がしている。開き直りや諦めというものも、ある意味いいものだ。

 

今の部署では、とりあえず担当の仲間に迷惑をかけない程度には役割を果たし、精神を鍛える場として活用し、少しずつでも成長できればいいなと、身の丈にあった目標を掲げている。

 

これからも日々ストレスは降りかかってくるだろうが、そんなマインドコントロールをしつつ、なんとか生き抜いていきたい。何事も心の持ち用だ。なんとかポジティブに捉えるんだ。