いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

娘の頬に絆創膏

娘が顔に絆創膏をつけ幼稚園から帰ってきた。

 

剥がすと、赤い引っ掻き傷ができていた。なんでもクラスの男の子から引っ掻かれたようだ。

 

その後クラス担任の先生から電話がきた。妻が話を聞く。説明によれば、その男の子は娘が列を割り込んだと思い、注意をするために引っ掻いたのだと言う。口ではなく手が出たのだと。

 

大きな怪我でもなく、いじめ等でもなかったので私はひとまずほっとした。しかし電話受けてからというもの、妻はヤキモキとしていた。色々と思うところがあるとのことだった。

 

その後、男の子の母親からLINEで謝罪連絡があった。絵文字入りの軽い感じの文面で、私にも少し不信感が芽生えはじめる。すんなりと許すのも抵抗をもったので、角がたたない程度に抑えつつ、何度か相手側とやりとりを交わした。

 

子供同士のことだからしょうがないとは理解しているし、いつ加害者側の親になるかもしれないこともわかっている。それでもやはり自分の子が傷つけられるのはとても辛いことなのだ。

 

それも女の子の顔に、である。傷が残らないかを妻は心配し、1日経った今日、病院に行って診てもらうことにした。幸い傷は浅く、カサブタを自分で剥がしたりしなければ、傷は残らないだろうと医者に言われたようだ。

 

とりあえずは良かった。娘自身にも痛みはないようで、傷があることも忘れてケロッとしている。見ている方は、傷が昨日よりも赤々として見えるので、見るたび気が病むのだけれど。

 

こういうことがあると、子供達以上に親同士に遺恨が残ってしまう。幼稚園等で相手側と会う機会をもつ妻は特に気にしてしまうだろう。やっぱり、トラブルが起きるとしんどいなあ。