いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

よつばと!最新刊

よつばと!』の新刊が発売された。

 

実に三年ぶりとのことだ。つまりはこのブログを書き出して以来、一冊も出ていなかったのである。待ち焦がれたぶん、期待に胸が弾んだ。

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よつばと!』は五歳のよつばの生活を綴った日常系漫画だ。笑いあり、涙あり、癒しあり。とにかく読んでいて自然と笑みがこぼれる。子供を育てる何気ない日常に溢れるたまらなく愛おしい瞬間を、華麗に切り取ってくれている。

 

この漫画を読んでいると、子供にいろいろな初めてをたくさん経験させたくなってくる。本巻でも、はじめての絵の具や、バナナジュースづくり、海岸での石拾いや、ランドセル選びまで、様々な体験をするよつばが見られるのだ。

 

特にラストのランドセルの回では、珍しくとーちゃん目線での回想が入り、同じ父親として胸に込み上げてくるものがあった。漫画の中の時の流れはゆっくりだが、それでもよつばは確実に成長している。それを実感すると、思わず自分の子供たちに重ねて読んでしまうのだった。

 

やはり素晴らしい漫画だ。よつばが何歳になるまで描かれるのかはわからないが、その時を迎えるまで、最後までこの物語を見守るつもりでいる。次巻は何年後か。何年でも待っていよう。