なんだこれ?
たべれるのかな?はむはむ。
むりだった。かめないや。あじもへんだし。
あ、あれはどうだろ。
はむむ。こっちはかたい。あじがしない。
なにかたべられるものはないかなあ。
あれ、これなんだかはがせる。よしよし。
なんかやわらかい。かみやすい。いけそう。
え、ああ…。
ママにとられちゃった。ざんねん。
ん、あれ、パパがこっちみてる。
なんかわらってる。へへへ。うれしいな。
ああ、こっちきたきた。だっこ、だっこ。
きゃっきゃっ。ん、あ、ええ…。
はあ、もうおしまいか、あっちいっちゃった。
じゃあ、おねえちゃんのとこいこっかな。
またわらってる。いつもたのしそうだなあ。
あれれ、いっちゃった…。
パパとあそぶのか。はあ、ざんねん。
なら、たつれんしゅうでも、しとこうかな。
きのうよりも、ながくたちたいな。
ここがつかまりやすいんだ。ほっ。
ふんふん。だいぶできるようになった。
でも、みんなはあしだけでたってるからな。
もっとがんばらなきゃ。ふんふん。
ん、あ、なんだろうこれ。
なんかおもしろそう。たべられるかな?
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息子の行動を目で追っていると、こんなふうに脳内の声がまのぬけた声で再生される。本当に食べるのが大好きで、それが何であってもまずは口に入れようと試みる。私たちと目が合うと、嬉しそうに喜んでくれる。なんとも愛らしい。見ていて飽きない。