いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

プリンセス風

昨夜はカメラアプリで遊んでいた。

 

『ToonMe』というアプリで、人物の写真を取り込むと、ディズニー風のキャラに加工してくれる。

 

ちょっと前にテレビで取り上げられ、我が家でも少し遊んでいたのだが、そのときはサーバーが混雑しており思うようにできなかった。アプリも消していたのだが、昨夜ふいに思い出し、娘がやりたがったので再インストールして遊んでみた。

 

いろいろな写真で試したが、正面を向いた写真ならばなかなかの再現度だった。このアプリにより、私は『どうやっても自分が主人公にはなれない』という事実を改めて痛感させられた。

 

できるだけ写りのよい写真を選んでみても、どうやっても王子様風にはならないのだ。どの写真も野暮ったいアナ雪のクリストフのようなキャラクターが映し出されるのであった。

 

娘もなかなかに苦戦した。彼女自身もプリンセスのような風貌が映し出されるのを期待していたのだろうが、どの写真を使っても、アジア系の垢抜けない女の子ばかりが表示された。それはそれで愛らしいのだが、本人の満足度はイマイチだったようだ。

 

息子の写真も加工してみたが、こちらはくりくりお目目の可愛らしいベビーとなった。特徴である困り眉の再現度も高く、似てる似てる、と皆で喜んだ。

 

一番の盛り上がりは妻の番であった。最近マイナンバーの申請にも使った、気合の入った写真を取り入れてみると、そこにはプリンセス風のトゥーンキャラが映ったのである。これは主人公級ではないか。

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久々に、夫婦間のルックスにおける不釣り合いを実感させられた。モブキャラを受け入れて生きよう。