いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

寝る子・食べる子

寝る子は育つ。食べる子も育つ。

 

自明である。生後9ヶ月になるうちの息子は、今のところ、その両方を兼ね備えているように思える。

 

一日三食となった離乳食も、勢いが衰えることなく食べている。それどころか、食事の気配を感じ取ると、早く早くと催促し、すべてを食べ終わった後にも、次はなんだろうかと目を輝かせている。

 

また睡眠の方も、朝食後は気持ちよさそうに寝入っている。騒がしいお姉ちゃんが幼稚園に行ってからは特に顕著で、我が物顔でリビングの真ん中に寝そべり、気持ちゆくままに惰眠を貪っている。

 

これは大きくなるな、という実感に寄り添うように、息子は着実に大きくなっている。妻曰く成長速度は少しずつ鈍化していっているようだが、健康そうなむくむく体型は維持しており、発育面において私はなんら心配をしていない。

 

また身体が大きくなるにつれ、声も大きくなってきた。最近では喜ぶ際にショッカーのような甲高い奇声をあげる。それを真似して娘も共鳴するものだから、頭が割れそうになる場面も多々ある。

 

彼らふたりが小学生くらいになるまでは、静かな日常など訪れないのだろう。いやもっとなのか?なんにせよ賑やかなのは喜ばしいこと。嬉しい悲鳴だ。