いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ひとやすみ

なんとか今週のゴールテープを切った。

 

相変わらず問題と不安は山積みだが、とりあえず今だけは目を背け、来週の自分に託すこととした。

 

妻からは「今日、ケンタッキーにしない?」という高畑充希のようなLINEが届き、その非日常感のおかげで、私の頭は徐々に週末モードへと切り替わっていった。

 

結局今週は毎日出社した。普段なら在宅勤務の方が楽だし、家族への負担も少ないのだけど、体制見直しと人事異動により職場が大混乱している今の状況においては、出社して顔を合わせながらに仕事する方が、精神衛生上ありがたいのであった。

 

そんな私の都合で負担をかけてしまっている妻には申し訳なく思う。ただそんな妻と昨夜は来る4連休の予定を立てた。長いことできていなかった泊まりがけでの遊びに出掛けることにしたのだ。

 

これまでに何度もキャンセルしていたが、やっと旅行クーポンも使える。連休中のホテル泊なので決して安くはなかったのだが、2年ぶりの外泊だと思えば贅沢でも何でもないだろう。

 

この華やかな予定の登場に、仕事を頑張るモチベーションが湧いた。来週からもハードでシビアな日々が続いていくが、とりあえずは4連休を少しでもよい心境で迎えられるよう、できる限りでもがいていきたいと思う。

 

人は旅行の予定ひとつでここまで希望を抱けるのだ。きっと妻も同じ気持ちであろう。それぞれに過酷な日々となるだろうがまずはそこまで頑張ろう。