いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

はしご水

引き続き淡路島旅行。

 

高層階のオーシャンビューだったこともあり、カーテンをあえて全開にして寝ていたので、日の出の光にあたためられ、自然と目を覚ました。

 

時刻は6時前。窓から覗く海面がキラキラと輝いていて、目覚めから一瞬で心奪われた。結局そのまま二度寝はせずにぼんやりと海を眺めて過ごした。

 

いくつかの船が海に真っ直ぐな線を引いていた。おそらく近くで見れば蛇行もしているのだろうが、遠くから見る限りは定規で引いたかのような直線だった。物事は遠くから見れば何事も綺麗なのだろう。

 

子供たちが穏やかに目覚めるのを待ち、ブュッフェ形式の朝食をとった。昨夜の夕食ブュッフェも満足感に包まれたが、朝食も負けず劣らずであった。

 

イクラの醤油漬けを山盛りで食べた。明太子や生クリームも普段ならできないような食べ方をした。

 

食後に一息つくと、チェックアウト前にホテルのプールに行った。私と娘が入水する。スイミングスクールに通う娘の確かな成長が感じられ嬉しかった。なにより水と親しんでいる様子が頼もしく感じた。

 

その後はホテル近くの国営公園を訪れた。軽食を食べ、みんなでアヒルボートに乗った。ただ池の中を周回するだけでなく、入り組んだコースをクリアする形式のアヒルボートだ。前回乗ったときと同様、今回もとても楽しめた。

 

広大な公園のため車に乗って反対側まで移動した。そこに娘の惚れ込んだ遊具エリアがある。が、夏休みシーズンということもあり、前回は目に留まらなかった水浴びエリアが子供たちで賑わっていた。

 

娘が自分も遊びたいと言ったので、車まで荷物を取りに戻り、本日二度目の水遊びをすることになっま。ついでに息子も水着に着替えさせ、私に抱っこされながら水遊びデビューを果たした。

 

まさかの水遊びのはしごにより、私と娘はくたくたになっていた。帰りの車では娘はすぐに熟睡をはじめた。私も激しい睡魔に襲われたが、運転のナビがあるので寝るわけにはいけない。家に帰り着くと、今朝の早起きも相まって、意識が朦朧としていた。

 

旅行の余韻に浸りたいのは山々だが、それは明日にとっておき、今日のところは泥のように眠ろう。