いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

画面越しのコンサート

台風が接近前に温帯低気圧へと変わった。

 

とはいえ雨が降っていたので、今日は一日家の中で過ごした。前二日がどちらも外出していたので、我々にとってもよい中休みとなった。昼前までぐっすりと寝て、昼頃からゆっくりと活動を開始した。

 

娘を相手に妻とふたりがかりで遊び、その後は家の中を掃除した。娘が夕寝にはいってからは、ずっと観たかったライブDVDを流しながら、台所に立ってゆっくりと晩ご飯をつくった。

 

ここ数年、アーティストの公演には行けていない。ご時世もあるし、それがなくても小さな子供がいるから難しい。ライブDVDを観るのも久々だ。配信などでも大抵のものが観られるので、盤を買ってでも観たいと思える公演も少なくなった。

 

それでも買うに至った今作は、やはり期待していた通りに熱い内容であった。完全に私だけの趣味のHIPHOPアーティストなので、妻からの冷たい視線を浴びながらの視聴となった。それでも料理をし洗濯物を畳み息子のオムツを替えるなど手を動かすことで、なんとか最後まで観通すことが許された。

 

久しぶりに大好きな音楽を浴びて気持ちが良かった。ラジオの楽しさを覚えて以来、本を読まないときは音楽ではなくラジオを聴くことが増えた。

 

それでもやっぱり音楽は素晴らしい。

 

人によって刺さる音楽には違いがあるだろうけど、他では味わえない高揚感や多幸感、慰めや励ましをもらえるのは誰もが同じなのではないだろうか。


また安心してコンサートに行ける世界になってほしい。それまでは手持ちのDVDを観て楽しみたい。