いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

娘5歳の誕生日会

うろこ雲と入道雲が重なり空を漂っている。

 

まさに今は夏と秋の変わり目なんだよ。そんな会話が妻と娘で交わされ、私は後部座席からフロントガラス越しに空を見つめていた。

 

明日は娘5歳の誕生日。前日ではあるが休日のうちにお祝いをすることにしていた。レンタカーを借りトイザらスに向かう。母方の実家からお祝い金を頂いていたので娘に好きな物を買いに行かせたのだ。

 

店に到着すると、娘はプリキュアコーナーに直行した。いくつかを手に取り、これは長考するかと思われたが、案外あっさりと決断した。

 

何シリーズか前のプリキュアの、しゃべるマスコットキャラクターのぬいぐるみだ。Amazonプライムで過去シリーズも観ている彼女からすれば、過去作品のグッズだなんてのは関係がないのだろう。

 

オモチャ屋を後にするとランチを食べた。お目当ては娘の大好きな海老フライ。食後は空港近くの伊丹スカイパークを訪れた。滑走路に隣接した縦に長い公園で、数分おきに飛行機の発着陸が見れた。

 

晴天の下、大人はバテバテ(特に在宅勤務続きの私はヨロヨロ)だったが、子供達は元気だった。息子もここぞとばかりに自由に歩き回り、額は健康的な汗で光っていた。

 

帰り道では注文していたケーキを受け取り、夕食のピザを買って晩餐をした。夕食後はろうそくの火を吹き消してもらい、みんなでケーキを食べた。とにかく娘のたくさんの笑顔が見られた一日だった。

 

もう5歳。感慨深い。本当に可愛い自慢の娘だ。