いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

みんなで歩こう

三連休の初日。

 

天気が良かったので皆で歩きに行くことにした。近所に広い緑地公園があるとこんなときにも便利だ。

 

園内からは息子も歩かせた。喜んで歩き始めたが、落ち葉を見つけるたびしゃがみ込み、私たちに手渡してくる。なかなか歩みが遅いので、何度も抱えて歩いた。彼はマイペースな性格なのかもしれない。

 

一方で娘はストライダーに乗り、ひとりビュンビュン突き進んだ。公園の前には自転車の練習もしてきていたので、それよりも自信をもって乗りこなせるストライダーの操縦が楽しかったのだろう。

 

緑地公園の中央付近までたどり着くと、ベンチで買ってきたコンビニご飯を食べ、そのあとは子供たちと一緒に広々としたエリアを歩き回った。ふたりの歩みは対照的で、必然的に、私と妻がバラバラに分かれ、片方の子供ずつを見る形となった。

 

私も在宅勤務ばかりなので、外に出てこんなに歩くのは久方ぶりであった。身体がぽかぽかして、足に疲労を感じた。それでも外気を吸い(マスク越しだが)、風を感じて歩くのは気持ちが良かった。

 

帰りはスタバでお茶して、ゆっくり帰った。日常における休日が帰ってきた。なんだか嬉しくなった。