いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

いい日曜日

今日は友人家族が家に遊びにきた。

 

早起きして最後の掃除を済ませ、万全の準備で迎え入れた。元同期の彼ら家族とは長い付き合いになるが、コロナもあり、顔を合わせるのは約1年ぶりであった。

 

向こうにも2歳前の女の子がいる。場所見知り、人見知りするかなとも心配していたが、並べられたオモチャを見ると、興奮気味に遊びはじめた。

 

うちの息子も最初こそ戸惑っていたものの、彼らも優しい存在だと知ると、どんどんと自ら近づき遊んでもらうようになった。半年年上にあたる女の子とも一緒に遊びだし、たくさんの人に構ってもらえて楽しそうだった。

 

少し可哀想だったのはひとり年齢の離れた娘だった。一生懸命皆の気を引こうとするのだが、空回り気味もあり、なかなかうまく周りと絡めなかった。

 

私も普段ならそんな娘の相手をするのだが、今日は転職の先輩にあたる友人に、いろいろと教えてもらうための会でもあったので、そちらの話に夢中になり、娘の相手もなかなかできなかった。

 

ただお陰で、友人とも久々に話せて楽しかったし、転職においての経験やノウハウもたくさん教えてもらうことできた。

 

お昼ご飯には、近所のいきつけの蕎麦屋に皆で行き、オススメする蕎麦を相手夫婦にも食べてもらった。かなりハードルを上げて連れていったのだが、それでも感動させることができたので、やはりこの店はすごいなと再確認できた。

 

彼らの家の近所には、お薦めのうどん屋があるというので、今度はあちらの家にお邪魔させてもらい、そのうどん屋に連れて行ってもらうことにした。

 

食後は近くの小規模な公園で少し遊ばせた後、子供たちの昼寝時間ということもあり、その場で解散した。3時間あまりの滞在だったが、とても満足感が高く、心底楽しい時間が過ごせた。

 

その後は家に帰り、帰り道で買ったお菓子をみんなで食べた。その後は昼寝に入った妻と息子を置いて、娘とふたりで自転車の練習に向かった。

 

娘には午前中、少し寂しい思いをさせてしまったので、ここからの時間は娘だけを見てあげようと心に決めていた。

 

補助輪なしの自転車ももうほとんど乗りこなせるようになった娘。並行して練習している縄跳びも、日々跳べる回数を増やしている。娘は上機嫌になり、緑地公園にも遊びに行きたいと言い出した。

 

天気や気候も悪くなかったので、自転車を置いて娘と公園に向かった。最初は遊具で遊び、そのあとは広い園内を移動して、中央部の花畑周りで遊んだ。

 

久々に娘とふたりきりで公園に来たので、私もとても楽しかった。娘も思いっきり構ってもらい、やりたいことを大抵許容されたので、満足度は高かっただろう。午前中に溜めさせたストレスもすっかり解消できたようで、償いができてよかったと思った。

 

今は疲労感に包まれているが、一日中濃度が高く楽しかったので、いい日曜日が過ごせたと思う。友人も家族も大切だ。人間関係の豊かさは、人生の豊かさにも直結する。そんな当たり前なことを再確認。