いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

職場でコロナ陽性者

職場でコロナ陽性者がでたらしい。

 

業務後に課長から電話がかかってきた。ニュースで右肩上がりのグラフは目にしていたが、やはり近くにまで忍び寄っていたかと実感を抱かされた。

 

私はずっと在宅勤務をしていたのでよかった。職場には12月に一度仕方なく訪れた以来、まったく行っていない。ゆえに自身に対しては、僅かながらも疑念をもたなくて済むので、精神衛生上好ましい。

 

職場はすでに消毒済みだというが、原則として今週は出社するなとの御達しがでた。ちょうど明日、上司との対面での面談で久方ぶりに出社する予定だったので、それもリモートで済ませることができるようになり、わたしとしては青天の霹靂であった。

 

そもそも、今のように感染者が激増しているときに出社している人たちに対しては、「ほら、言わんこっちゃない」という、少しイジワルな感情を内心では抱いてしまう。

 

もちろん、出社しなければできない仕事も世の中にはあるし、そのような制度や仕組みのない会社もあるだろう。それでも、少なくともうちの職場の仕事についていえば、出社する必要性なんて皆無だ。

 

それなのに、上の人ほど出社したがるし、それにより側近の管理者たちもこぞって出社する。そうすると部下たちの中でも出社しようとする者達が現れ、結果として、今回のような事態が起こるのである。

 

ただ今回のことにより、さすがに皆リモートを徹底するようになるのではないか。万が一、これで変わらなければ、さすがに異常だと言わざるを得ない。