いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

コンサル100年史

並木裕太の『コンサル100年史』を読了した。

f:id:pto6:20220221200159j:image

年休消化期間に入って以来、図書館でビジネス書を借りては読み漁る日々を送っている。今日も読み終えた5冊を返し、新たに7冊を借りてきた。

 

そんな中で、読みたいけれど図書館では取り扱っていない本も存在する。本書もそうであった。仕方ないので中古で購入した。これは勉強というよりは半分が趣味、好奇心から読みたいと思った本だった。

 

何事もそうであると思うが、やはり成り立ちや歴史を知ると、その対象に対する理解度は上がる。今回の場合は『コンサルタント』という職業についての理解を深めることができた。

 

Amazonで試し読みをした際にも感じたが、本書はとても読みやすく、紙面の使い方やページ構成にも工夫があり、視認性も高い。さすがコンサルの人が書いた本だ、と思ったのだが、コンサルが書いても読みづらい書籍には多々出会ってきたので、この著者が優れているのだろう。

 

読み物としてとても面白く、さくさくと読み通せる本であった。知識というよりは教養が深まったという手応えがある。手元に置いておけるので、図書館で済ませずに購入してみてよかったかもしれない。