いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

待機時間の爪研ぎ

結局、今日も一日中、自己研鑽をしていた。

 

プロジェクトにはまだ正式にはアサインされていないので、やるべき仕事がないのである。プロジェクトに仕事が紐付く、コンサルならではだなぁと思った。

 

とはいえ、やることはたくさんある。こなすべきe-Learningはまだまだ残っているし、所属部門についても、体制やらルールやら、把握すべきことは多い。

 

さらには一昨日アサインを予告されたプロジェクトについても、予習はいかようにもできる。今日は社内にある検索ツールやネット情報を用いて、クライアント企業やその業界の基本的な情報を調べ理解を深めた。

 

クライアントと話す上で、相手のことを知っていて損はない。ささいなことを事前に調べていたおかげでコミュニケーションがうまくいくこともあるし、その逆もあり得るのだろうと思っている。

 

世間知らずな私には知らないことばかりであったが、調べていると新鮮で面白かった。プロジェクトに関わるたびに、これまで知らなかった企業や業界に詳しくなる。そう考えると、学ぶ気持ちさえ減衰していかなければ、いつまでも飽きずにやれそうだなと思った。

 

いつ正式受注の連絡が来るかもわからない。そんな緊張感を持ちつつ一日を過ごしたが、前述のとおり今日は何の便りもなかった。でもこの緊張感のおかげで一日を有意義に過ごせるので、明日も引き続きドキドキしながら、やるべきことをして待っていようと思う。

 

今は入社直後だから当たり前なのだが、今後もプロジェクトとプロジェクトの合間には、こんなふうに謂わば『手持ち無沙汰』な時間も多々あるのだろう。

 

その時間に何をするのかを考え行動することも、プロフェッショナルになる上で求められているのだろう。わからないうちも、思いつく限りのことをやろう。