いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

つづける

できるようになりたいと思うことが増えてきた。

 

仕事では早く一人前のプロフェッショナルになりたいし、社内で目にする英語もなんなく読めるよう、聞き取れるようになりたい。最新の社会情勢も当たり前のように把握しておきたいし、専門知識も自信をもって説明できるレベルになりたい。

 

当然ながら、どれも一朝一夕では習得できない。ゆえに努力をするしかないのだが、それも一日で費やせる時間はたかがしれていて、効果を実感できるのは当分先になるだろう。

 

それでも地道にやっていくしかない。コツコツと継続すること。それも自分でやりたいと思って始めたことに関しては、私は長く続けることができる。そんな自分に寄せるささやかな信頼だけが、いまの私にわずかばかりの安堵を与えてくれるのだった。

 

確固たる自信がないうちは、自分の武器を探したがる。もちろん、そんなものがあればそもそも不安にはならないのだから、明確な武器など見つかりやしない。するとさらに不安が押し寄せてくる。丸腰で戦場に立つのを怖くない者なんていない。

 

仕事で使っているノートの初めのページに、仕事における自分なりの『目的』と『心構え』を三つずつ書き記した。折に触れては見返して、マインドセットに使いたいと思ってのことだ。

 

同じように自身の『武器』も書きたかったのだが、そこにはまだ何も書けなかった。ノートを使い切るまでの間に、ひとつでもいいから何か書けたら嬉しい。

 

とりあえずその種になりそうなのは、先程書いた継続性と、過信しすぎない謙虚な気持ちだろうか。あとは心配性ゆえに準備を怠らないところや、感動しやすく、それをモチベーションに昇華できるところとか。

 

これらのささやかな要素が、いつか自身を支えるくらいの立派な武器に育てばいいな。慌ててなるものか。はやる気持ちを落ち着かせ、日々できることをやる。