いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ZOO!

ゾウ、ゴリラ、カバ、トラ。やはり大きさに驚く。

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こんなに大きかったっけ。久しぶりに見ると尚更だ。もしも野生で出くわしたら。そんな恐ろしい想像をしては背筋を凍らせる。もしも友達になれたら。そんな楽しい想像で愉快な気持ちになる。

 

今日は電車に乗り京都市動物園を訪れた。予報通りに天気は良く、動物園日和だといえた。あまりメジャーではない動物園なので、GWにしては人並みは程よく思えた。

 

半分は公園を兼ねた動物園なので、ところどころ広々としていて過ごしやすかった。中央にはミニ観覧車などの小さな遊園エリアもあり、子供たちをバラエティ豊かに楽しませることができた。

 

昼食後、少し人が増えてきたところで一度、動物園を後にした。近くの南禅寺に向かう。途中で雰囲気の良いカフェでまったりとラテを飲み、ゆっくりと立ち上がると、鮮やかな青紅葉が茂るエリアを目指してふたたび歩き始めた。

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南禅寺での時間はとにかく健やかであった。名所である水路閣の足元に腰をおろし、しばし子供たちと自由に過ごした。息子が足元の砂利を嬉々として選定し始めたので、私と娘も競うように素敵な石を探した。

 

妻は岩の上に座って、紅葉の葉梢から漏れる光を嬉しそうに見上げながら、気ままに写真を撮っては、それを実家のお母さんに送っていたようだった。

 

寺の周りものんびりと散策し、さて次はどこに行こうかと話した。もうだいぶ満足感はあったが、早起きして出てきたおかげで、まだ日は落ちていなかった。

 

娘に意見を乞うと、また動物園に行きたいと言った。断る理由もないので、再び動物園に戻り再入場した。

 

心なしか人は少しだけ減っているように思えた。娘がもう一度見たいという動物たちを見て回る。ゾウにゴリラ、キリンにシマウマ。やはり何度見ても動物たちの大きさや異形感には圧倒させられた。

 

夕暮れ近くなったので出口付近でソフトクリームを食べてから動物園を後にする。最後の最後で、皆で分け合ったソフトを食べる一口が大きいと女性陣から怒られたが、総じていえば楽しい一日だったと思う。

 

夕食は新大阪駅でデパ地下にあるような惣菜を買って帰宅。デザートのわらび餅も緑茶によく合い美味しかった。GWは大した出費はしていないが、毎日のように外食していることが、一番の贅沢かもしれないな。