いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

キーボードを買う

娘にキーボードを買ってあげた。

 

4月からピアノレッスンを始めたからだ。しばらく誰を買うかを迷っていたが、今日ふたたび電気量販店に行って決めてきた。

 

ただ電車で隣町まで来ていたのだが、前日に妻が調べてくれていた近所の量販店の方安かったということで、家に帰った後に私が買いに行き、徒歩で持ち帰ってきた。

 

設置するとしばらく私も弾いてみた。子供ソングや童謡などのレッスン機能があって、光る鍵盤を抑えると曲が演奏できるようになっていた。昔からある機能だろうが、楽々モードなるものもあって、それは私でも演奏できて楽しかった。

 

またリズム機能も多彩で、いろんなテンポ、ビートに合わせてカエルの唄を弾くだけで気分が上がった。ボタンを押すとドラムのフィルが好きなところで入れられて、それを駆使して演奏するとバンド演奏のようであった。ただのカエルの唄なのに。

 

娘は付属されていたマイク(ピアノに繋げて実際に音も出る)を喜んでいた。内蔵されたお気に入りの曲を流しては、ピアノを弾かずにマイクを握りしめ熱唱していた。まあとっかかりとしてはいいだろう。その後は光る鍵盤を追いかけ、ピアノの方も楽しそうに弾いていた。

 

これでピアノに向き合う時間が増えたら嬉しいな。別に是が非でも上達して欲しいわけではないのだが、音楽の楽しさを幼少期から味わえたら、その後の人生、きっと少しだけ豊かになれるのでは、と思うから。