いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

PMBOKはじめの一歩

飯田剛弘ら著の『PMBOKはじめの一歩』を読了。

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来るプロジェクトへのアサインに向けて、これまで独学だったプロジェクトマネジメント手法を、いまいちど体系的に学び直そうと思い購読した書籍。

 

図書館でいくつかの書籍を借りて読む予定だったが、コロナ感染で借りに行くことができず。そんなときにネットで評判が良かった本書に出会った。

 

プロジェクトには今後長らく関わっていくことを考えると、手元に一冊置いておいても良いだろうということで購入。結果としては良書だったので、買って正解であった。信頼のおける口コミは有用である。

 

「はじめの一歩」と銘打っているだけあって、内容は初心者向けではあるが、その用途で買っている私にしてみたら最適なレベルであった。

 

前職やこれまで関わったプロジェクトで、なんとなく見聞きしてきた点が、線となって繋がる感覚を覚えた。マネージャーそれぞれのやり方だと思っていたものが、デファクトスタンダードとして推奨されている手法だったと知り、膝を打つ思いだった。

 

夏祭りや家のリフォーム等、簡易な例を用いて概要のイメージを理解させてくれる手法も有難かった。私の場合、断片的にだが予備知識があったからこそ理解が深まったが、まったくの初めてでもこの書籍なら理解できるのではないだろうか。

 

また最近改版したPMBOK“第七版”についての説明もあったので良かった。この改版により過去の書籍が古い内容となってしまったので、やはり最新の情報まで抑えられた本だと安心して読むことができる。

 

なんにせよ、自身に合った良書に巡り会えて良かった。今後も適宜読み返し、理解を深めていきたい。そして更なる学習が必要になれば、次のレベルの書籍を手に取りたい。PM資格取得にも興味が湧いてきた。